いま読んでいる松井桃樓「微笑む禅」が面白いです。
ぼくのような仏教知識の無い人間にもよくわかり、
かつ実践的です。
天台小止観についてNHKのラジオ番組で、昭和53年4月から54年3月までの12回にわたって、著者が語った内容を本にしたものです。
そうか、20数年前の日本では、こんな素晴らしいものが、公共放送で流されていたのか、と思うと、改めて、日本という国の精神性の高さに驚き、また、自分の節穴ぶりを痛感するばかりです。
「悟り」の境地に達した人間、仏とは「いつでも、どこでも、なにものにも、ほほえむことのできる人」じゃないでしょうか
と、松井さんは語ります。
自らを「最底辺のボロ雑巾組」と呼ぶ松井さんの平明で気取らない文章から伝わってくる人柄にもこころ開かされます。
日本が守ってきた最良のものにつながる想いがします。
この最良のものを、わたしたちがどう継承し、世界に紹介するか、
わたしたちの地球での役割はいよいよ明確になってきている
と思います。
力と力がぶつかりあっている
正義と正義がぶつかりあっている
強さが弱さをないがしろにしている
この惑星のフィールドに
わたしたちの当たり前な優しさを
静かに深くやわらかく浸透させていく
水のように
朝日の光のように
子供達の笑顔のように
良かったら読んでみてください。
合掌
この本に興味がわきました。
「いつでも、どこでも、なにものにも、ほほえむことのできる人」
この意味するところはどんな事なのか?私は常にこうありたと思うばかりですが・・・
あまり深く考えての事ではなくですが・・・
簡単なようでいて難しいですが・・・
人間には感情や気分や体調があるからいつも同じでない。
だから苦しくてその逆の楽しみも生まれる。
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カビア、ご無沙汰。元気。
いい本だよ。
苦しい、楽しい、その波を、微笑みながら観てる
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