12月1日から17日までインド。
チェンナイから近いゴールデンシティのワンネス・ユニバーシティで、
ディクシャの上級コースを受ける。
今回は、ブッダが辿った内的な旅を追体験するという構造をもったコースだった。
スピリチュアルな旅は、自分が苦しんでいることに気づくことから始まる。
苦しみの自覚から、苦しみからの解放が始まる。
そして、この旅は、自分ではどうしようもない旅でもある。
自分では何もできない、どうしようもないが故に、旅はさらに苦しいようにみえる。
しかし、なんとかしたいのに、どうしようもできないという苦しいもがきが、
あるところから、自分ではどうしようもないという自覚に変わってくる。
もがきが自覚に変わってくるとき、恩寵が流れ始める。
神聖なもの、大いなるものへの感謝が生まれだす。
努力は少なくなり、流れのなかへゆっくりと自分をさしだしていく。
自分のなかに平和が生まれてくる。
それさえも自分ではどうしようもできないプロセスだ。
だからこそそれは人知を超えた美しいプロセスだ。
日々の普通の生活の中に開示されていく不可思議な解放と成長のプロセスをわたしたちは生きている。
気づいていようが気づかないでいようが、恩寵は流れている。
コースの終了後、ラマナ・マハリシのアシュラムとアルナチュラ山を訪ねた。
ラマナとアルナチュラ山の静寂のエネルギーが満ち溢れていた。
2007年は、人類の進化にとって非常に大切な年になるのだそうだ。
過去にさかのぼって、読ませていただいてます、
ここ数ヶ月がまさに、
自分では、いよいよどうしようもない、、、
といった感じを感じていて、つまりもがきから平安への
分岐点なのかもしれない、、、と
読んでいておもいました。
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