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夏の宵口

夏草やすくっと立ちて枯れており

踏み石に蛙一匹不動心

一陣の風抜けていく暖簾かな

頭掻き考えあぐねへぼ句かな

虫の音の止まりたるかな夏の闇

五七五指折り数え俳諧し

書くほどに腰砕けなり糞暑さ

ふざけるな俳句は急に詠まれない

悪ふざけそろそろお後もよろしけれ

虫の音が一斉に沸きあがり、突然止む。そのあとの空白に遠くからしみこんでくるように車の音や風の音が耳に届き、また虫の鳴き声が始まる。
夏の夜をひとりで過ごしていると、賑やかなような静かなような風情になる。この想いをもののあわれと呼びたくなる。つくづく日本語とは、こころに感じることばだと感じ入る。
古のわたしたちの祖先は、日々、自然の織り成す風景の微妙な現れをひたすらに観賞しては、詠嘆の想いでことばを紡いでいたのだろう。その謙虚であると同時に鋭敏な心持が、もっとも単純な意味で生きるということではないだろうか。

手を合わせ
目を閉じて
光の中へ

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