今日、東京国際ブックフェアに行ってきました。
PHP研究所のブースで松下幸之助さんの講演会のビデオが流れていた。
「すぐに「私」というのは出てきます。出てきた「私」はつぶすのですが、そのあとまたすぐ出てきて、それは大変です。私は80歳になりますが、いまでも「私」をなくそうとしているのですが、なくせないで、葛藤しております」
と、かくしゃくたる姿で演台に立ち、諄諄と語っておられました。
そのお姿がとてもチャーミングで、足が止まり、目が釘付けになってしまいました。
その無邪気でひたむきで正直な松下幸之助さんの話しぶりに、観ているこちらは笑顔がこぼれてこぼれて仕方ありませんでした。
めちゃくちゃ魅力的なおじいちゃんでした!
ボイジャーのブースでは、代表の萩野さんから、林信行さん、大谷和利さんを紹介していただきました。
林さんからは、アメリカで購入してきたiPhoneを見せてもらいました。なかなかかっちょよかったです。
The Light出版社のブースで、トルコで元々出版され、日本語に訳された
「イスラームの観点から テロと自爆攻撃」
という本を買いました。
「本書を読むことにより、イスラム教徒も非イスラム教徒も、イスラムをより正しく理解し、双方で生まれる無知が原因の偏見や、誤った行為がなくなることを期待する」 東京財団シニア・リサーチ・フェロー 佐々木良昭教授
昼は、うどん屋、甘味処とはしごしながら、経済産業省の方といろいろ話をしました。原発、核燃料サイクル、エネルギー政策については、意見が正反対でしたが、別の観点を学ぶことができて有意義でした。
賛成派、反対派の人が、一旦、自らの立場から離れて、出来るだけ多くの科学的、客観的な情報を出し合い、共有し、きちんと議論するなら、必ず建設的な次の一歩が出てくるだろうなという予感を持ちました。一旦自らの立場から離れられるかどうかが、一番大切でしかも難しいステップですが、そういうことができる人が増えていると思います。
「ストップロッカショ」の本が出来たら、彼に読んでもらい、またこの問題について引き続き話し合いたいと思いました。
明日から、香川県に里帰り。
両親、兄の家族、弟の家族にディクシャを受けてもらいます。