日本ではまだあまり知られていませんが、ピークオイルを最近調べて続けています。
石油の生産量がピークに達することです。
当然、ピークを超えると生産量が減っていきます。しかし、世界の石油消費量は増え続ける一方です。
つまり、急激に、石油不足になります。
現在の原油価格高騰は、投機マネーのせいでもなく、原油国の生産調整でもなく、石油が足らなくなってきたのが原因だというのです。
ブッシュ大統領の元エネルギーアドバイザーももはや昔のように石油をお金があれば自由に買える時代は終わったと言っているそうです。
大手石油メジャーもピークオイルを認めています。
私たちの文明は石油文明です。
その終わりの始まりを迎えたということです。
しかも変化は急激にやってきます。
専門家によって、ピークオイルの時期は、2005.6年から2012年ぐらいまでの幅があるようですが、すでに去年あたりでピークは来たのではないかという話です。
実際に、産油国の石油輸出量は減っています。
単に石油が高くなるという事態ではなく、石油が手に入らなくなるという事態を前提にして、急ピッチで新しい脱石油文明へと移行する必要があります。
環境問題による衝撃よりも前に、ピークオイルの衝撃が世界を襲うようです。
MIXIのピークオイルコミュニティが充実しています。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1322211