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すぐ忘れてしまう一番肝心なこと

4月にインドのワンネスユニバーシティに行って痛感したのが、「外側の世界は内側の世界の反映である」ということだった。

この「鏡の法則」は、何度も何度も聞いていたし、自分でもわかったつもりになっていたけれど、知らないうちに、外側の出来事が自分の内面の変化を引き起こしている気になっているのだった。

世界と自分の内面を普通に体験していると、確かに、「だれかがいやなことをしたから、自分が不快になった」というように見える。
しかし、ワンネスユニバーシティのガイドは、「もともと自分の中に不快な感じがあって、それが外側の出来事によって誘発されただけである」と繰り返し強調した。
外側の出来事は、私たちが無意識の中に抑え込んでいるものを意識上に浮上させるきっかけでしかない。
外側の世界は、わたしたちの内面を映し出している鏡にすぎない。
完全な沈黙の一週間を過ごしながら、ガイドからシンプルな教えを聞いた。

そう言われてみるとその通りだった。
何度も何度も折に触れて、聞き、納得し、理解したはずの教えだったが、そのことを身に沁みて感じたのだった。

ところが、今朝、いろいろなことを思い出しているうちに、知らないうちに自分の感情を、他人や出来事のせいにしている自分を、不図、観てしまった。
あの人のああいう態度がいやだ、あいつあんなことやりやがって、などと懲りずにつぶやき続けている自分がいる。

毎日、自分の中で起こり続けている感情の起伏、ドラマを、ほとんど他人や外側の出来事のせいにしている。
他人や外側の世界に対して、休みなくコメントしている自分の心理的モノローグにすっかりノセられている。

因みに、この心理的なモノローグのコメントを分類すると6つあると、ワンネスユニバーシティで教わった。

1.相手の支配を拒もうとする
2.相手を支配しようとする
3.自分が正しいと示そうとする
4.相手が間違っていると示そうとする
5.相手に罪悪感を持たせようとする
6.事実をごまかそうとする

自分の中の心理的モノローグを観察していると、確かにこの1から6のパターンをやり続けている。

これをエゴの6つのゲームとかマインドの6つのゲームと呼ぶ。

エゴはこのゲームを続けることで存続を続けるのだそうだが、このゲームに夢中になっている自分にときどき気づいて、あちゃ~~~となる。
今朝も、あちゃ~~だった。
でも、あちゃ~のあとは、解放感がある。
ゲームに費やされるエネルギーの浪費から解放された静かな平安がある。

それにしても忘れっぽいのだ。呆れるほど忘れっぽい。
最近、人の名前や固有名詞を忘れっぽくなったけれど、それは、多少、恥をかき、周りのひとに迷惑をおかけすれば済むけれど(ごめんなさいね、いつも)、これはもっと本質的忘れっぽさだ。

だって、これが意識の成長に対する足かせだから。

くれぐれも忘れないようにしたいものである。

外側の世界は内側の世界の反映である。

これを精神的な道、
いや忘れないようにもっと端的に

と呼びたい。

道を忘れないように。
道からはずれたらすぐ思い出せますように。

今朝の祈り。

This entry was posted in 瞑想.

2 comments on “すぐ忘れてしまう一番肝心なこと

  1. amara より:

    1.相手の支配を拒もうとする
    2.相手を支配しようとする
    3.自分が正しいと示そうとする
    4.相手が間違っていると示そうとする
    5.相手に罪悪感を持たせようとする
    6.事実をごまかそうとする
    う~ん あたまでわかってもね。。。。
    やっぱり 自分の 骨や肉に なったときが わかったって時やないかな。。。。

    いいね

  2. tao より:

    はい、あまら、書き込みありがと。
    気づきのための道しるべ
    、かな。

    いいね

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