自分の人生を邪魔しているものをなくして、自分の思い通りの人生を創りだしていくアメリカ生まれのテクニックがアバターです。
丁度、昨日、ディクシャ&瞑想会に宗文くんという23歳の男の子が参加してくれました。
彼のお父さんは臨済宗のお坊さん、お母さんはヨガの先生、お兄さんは現在修行中のスピリチュアル一家。十代の時は、そんな環境が嫌で、反発した時期もあったそうですが、このアバターに出会い、いまは、アバターマスターとして活躍しています。
アバターコース
http://www.avatarj.com/
ぼくがアバターコースに参加したのは、2000年ぐらいでした。
当時は、まだまだ大きな広がりになってはいなかったのですが、最近は、若い人に大ブレイク中で、いまや、一回のコースに1000人位集まるようになっているそうです。
普段、私たちは、事実や経験に基づいて自分の信念を創ってきていると思っています。
例えば、私たちは普通、「こんな仕事は面白くない」と思う(という信念を創る)のは、実際にこの仕事が面白くないという事実、経験に基づいていると考えています。
しかし、アバターでは、「自分の信念が事実や経験を創りだしている」という観点に立った時、自分の世界がどのように変化するかを、一人ひとりが自分で探求し、経験していきます。
例えば、さっきの例であれば、この仕事は面白くないという経験は「こんな仕事は面白くない」という信念が創りだしているのではないか、という観点に立ってみた時に、経験はどのように変化するのか、変化しないのか、探求していきます。
知らず知らずのうちに身につけてきた自分の信念によって自分の人生を制限していた、という気づき。
自分の信念通りに自分の人生が出来ている、という気づき。
自分の信念は、自由に自分で再設計できる、という気づき。
などなど、大きな気づきを、コース中に体験するでしょう。
そして、何ものにも向かい合える大いなる勇気と安心感とワクワクする冒険心を自分の中に見出すでしょう。
9日間、30万円の時間とお金を費やする自己開発ワークショップですが、そのアバターにいま大勢の若い人が参加しているということが、いまの時代を感じさせ、同時に若い世代の人たちを頼もしく思います。
若いうちに自分の信念を自分が意図的に創り出し、自分の人生を意図的に生きることができることを知ってしまうなんて、正直、うらやまし~い(笑)
ぼくは、アバターコース終了後、アバターを教えることができるマスターになるためのアバターマスターコースにも、京都で参加しました。
インド系のぼくとして、ハリー・パルマーさんというアメリカ人が生み出したアバターコースの語り口も新鮮で、彼のアメリカ的な観点について学ぶことが多かったです。
インド系のスピリチュアルな道では、マスターと弟子の関係がとても大切です。しかし、そこで、弟子がマスターに変な依存をしてしまう可能性もあります。さらにひどい場合、偽のマスターが弟子を精神的・物資的に搾取するという危険性も生まれてきます。
ハリーは、そういう危険性を回避するために、参加者が、何かの権威にたよることなく、自分で自分の広大な精神の領域を探求できるようコースを非常に意図的に、安全に設定しています。それは、自分で自分の未来を切り開いていこうとする独立不羈のアメリカン・スピリットも感じさせます。
その意味でも、アバターは自由と自立を探求していく楽しいコースです。
自己成長には、自分がいままで観ないようにしてきた自分の観たくない部分と向かい合うことが必要です。だから、アバターにもその覚悟が必要であることは伝えておきたいと思います。その覚悟を持って、自分を向かい合うとき、周りの人達は、あなたを忍耐強く、愛情深くサポートしてくれます。