のんびり。
枝廣淳子さんのデニス・メドウズさんインタビュー原稿を読んだ。
デニスさんは、MITの教授で、ローマクラブに参加、コンピュータを使ったシュミレーションで、1972年に人類がこのままの経済、人口成長を続けると、2010年から2040年に破局に至ることを予測した。
事態は、当然、もっと悪化していて、いまや、人口増加、環境破壊、気候変動という脅威と同時にエネルギー不足という危機にも同時に対処しなくてはいけなくなっている。因みに、デニスさんは、石油のピークは既に昨年に来てしまったと判断している。
人類の活動は、いまや地球が1.4個分なくては本来支えられないレベルに達している。オーバーしている0.4個分は、地球が生まれてから46億年かけて積み上げてきた貯金をものすごい勢いで食いつぶして、帳尻を合わせている、といえるんかどうか。
それでも、いま人類が方向を変えれば、困難な時期は経なければならないが、破局は免れえると、デニスさんは言う。
う~む。
午後から近所のショッピングセンターに車で靴を買いに行き、三足まとめ買い。
巨大な氷河に巡航速度で向かう巨大なタイタニック号の船上で行われているパーティに参加している私たち。。。
ある巨大倉庫会社の役員が、これから起こるであろう世界的な食糧危機に立ち向かうべく孤立無援で活動しているという話を、この前、屋久島で聞いた。
とは言っても、ジタバタしても仕方がないわけで、また個人的にサバイバルしようというのも方向として違うだろう、とも思うわけで、人類の運命という大きな流れに身を委ね、自分ができることを淡々と、そしてユーモラスに、前向きに、かな。
このわたし、根がばかなせいか、とういか、せいで(笑)、人類は、この絶体絶命の危機に直面して、圧倒的なレベルに進化して、美しい未来を爆発的な想像力で生み出していくというシナリオに、無根拠にのっちゃっているのである。
だって、こんな無力で、いい加減で、あほで、なまけもののぼく一人ではなにもできないのだが、ところがどっこい、67億人が一丸となれば、かるいっしょ。
67億人が一丸となるように、全宇宙がいまの状況を作り出しているわけでしょ。
だって、ぼくらは好き好んで、こんな自分勝手な性格になったわけでもなく(笑)、欲深くなったわけでもなく(笑)、自制心のない愚か者になったわけでもなく(笑)、それは、そういう風に生まれついてきたわけで、だから、われわれの性格設定、役割も、全宇宙が作り出したわけでしょ、と無責任なわたしだが、これもまた私が好き好んでそうなったわけではなく、そういう風に生まれてきたわけで。
というわけで、これからどうなるんでしょうね。
お楽しみはこれからだ
ということで、みなさん、ご自愛下さい。
明日は日曜日。
Buddha said, Everything is happening, and there is no doer in thereof.
