天野敦之さん
「会計のことが面白いほどわかる本」は30万部を超えるベストセラーを書いた。
彼の最新作です。
読了しました。
「金融破たんや、貧困、格差、環境問題、うつ病や、いじめ・・・・・。これらは、私たちががつながりを見失い、特にビジネスの現場で、自分だけの利益を追い求めてきた結果です。」
「つながりを分断する従来型ビジネスと、つながりを取り戻すビジネスとを対比させながら、具体的に何をすべきかについえて考えていきます」
「グローバル化や情報革命の本質は、情報が瞬時に世界中に伝わることで、隠したり押し付けたり奪ったりして利益をえることができなくなること」
「今まではバラバラだと思っていた自分以外の存在が、実は密接につながっているという当たり前のことが、今回の金融危機で明白になった」
「つながりを大切にし、自分の幸せと相手の幸せを真剣に追求した会社が、結局は利益を生み出し続けているのです」
「自分だけの成功を目的とするとつながりが分断されてしまいます」
天野さんの本質をわかりりやすく伝えるいつもの力が十二分に発揮されて、シンプルで、明快、そして心に響きます。
魂が鼓舞され、意識が拡大し、何より、明日からのビジネスに応用がいっぱい聞く文章が各所に散りばめられています。