○○さん
メールありがとうございます。
> ただ、教えはよくても、教えを広め、維持するための教団には抵抗があるのです。
はい。ここはデリケートなところですね。
集団ができ、それを維持しようとし始めた時から、組織化され、個々人の自由よりも組織原理が優先されていく。
最初にどんなにすばらしいもの、本物、純粋な真実であったとしても、それが組織となり、それ自身の存続が自己目的化し、最初にあった真実がだんだんと形骸化され、最後には、まるっきり逆のものになって、人々を抑圧し、コントロールするものにさえなりかねない。
ご存じかどうか、バガヴァンもこの危険性に触れています。ですから、2014年までにはインドのワンネスの組織はなくし、後継者はだれもおらず、彼自身も世間から身を引き、姿を隠すとおっしゃっています。そうしない限り、これまでの人類の歴史と同じで、ワンネスが、カルトになって人を支配するだろうと、語っています。
僕は、1988年にOSHOの弟子になりましたが、OSHOは、1990年に肉体を去るにあたって、自分が亡きあと、組織宗教になるだろうからと、21人のグループを指名し、合議制によってアシュラムの運営面だけを決定するようにさせ、スピリチュアルな指導者、後継者は指名しないとしたのですが、結局、徐々にその21名のグループが仕切るようになって、OSHOが伝えようとした一番大切なものが、コントロールしようとする意識、マインドによって枠をはめられ、自由にひろがっていかず、封じ込まれてしまう現実をみてきました。
ここをわたしたちは乗り越えていかない限り、新しい局面に進んでいけないという感じをぼくも持っています。
そしてぼくが感じる限り、バガヴァンはそこを非常に意識されています。
昨年の11月に、自分の息子と一番弟子たちを破門したのも、結局、そこの問題だと思っています。
スピリチュアルなエネルギー、意識にとって自由が一番大切なのに、彼らが、いつのまにか、その自由なものをコントロールしようとしていたから、それをバガヴァンはばっさり切った。
ぼくのバガヴァンへの信頼は、この事件で非常に深まりました。
そして、いまやバガヴァンは、いつ消えてもいいように、わたしたちにすべてを与えようとされていると感じています。
バガヴァン、ワンネスユニバーシティという組織の中心がつぶされても、広がっていくように、中心のないネットワークをいまバガヴァンは急いで作ろうとしている、ぼくはそんな風に感じています。
そして、このハイエラキー型組織から、フラットで中心のないネットワークへの移行が、まさに21世紀のスピリチュアルだと思います。
だからこそ、人類全体を悟らせるというアンマ・バガヴァンの本気度のとてつもない深さをぼくは感じています。
> タオさん、ノリピーさん、宮井さん、皆さまとても素晴らしい人たちと知り合いになったのですから、これからもシビックセンターには伺わせ頂こうと思っております。
ありがとうございます。
またゆっくりといろいろお話できる機会があればとも思っております。
長々と要領の得ない文章を書いてしまいましたが、今後もよろしくお願いします。
合掌
12月のギバー養成に参加しました者です。
すごく分かりやすくて共感します。
ありがとうございます。
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あやややさん
ありがとうございます。
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