昨日の誕生日、駅に向かう道すがら、母に電話をして
「産んでくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えたら、
「なんか皮肉に聞こえるのお」と笑う母の声が返ってきた。
いつものようにそれを笑いで返そうと思ったが、一呼吸おいて、
「恥ずかしいし、照れながらだけど、本当の気持ちだよ」と
伝えたら、
「そう言ってくれて光栄です」
母の声が携帯に押しあてていた耳に届いた。
「そう言ってくれて光栄です」
ぼくからも同じ言葉が出ていた。
それから何か、ぼくは歩きながら、母と話して、笑いあって、「元気でな」と言って電話を切ったけど、何を話したか、「お父ちゃんにもありがとうと伝えてな」と言ったこと以外はよく覚えていない。
なんだか感極まった感じで歩いていた。
公園の透明な空間を縫うように立つ樹々の新緑が沈黙の歌を歌っていた。
その静かな輝ける祝祭の空間を歩いて行った。
会社では、月曜に急に京都の書店に届けることになったブックリーダー用の電子書籍データの作成と展示用パネルの作成を、みんなが手分けして行ってくれた。
自分では何もできないぼくはただただ感謝することしかできなかった。
大勢の人から祝福のメッセージをいただいた。
いつもより早めに仕事を終えて、家に帰って、家族と一緒にケーキを食べて、お祝いの言葉にお礼を述べた。
今日は、池袋日の出小学校で、2日間のワンネスアウェイクニングコースをの一日目を行った。
総勢5名の小さなコースになった。
親密でリラックスした一日だった。
帰りの電車の中で、昨日、藤本ひとみさんが贈ってくれた「幕末銃姫伝」を読み継いだ。
美しい文章から美しい精神が届いてくる。女性の目を通して描かれる幕末の武士たちの姿は、よりいっそう輝いてこころを打つ。
生きることは 美しさであり
喜びであり 無心である
無心から起こるのは
無邪気な笑いだ
それが祈りであり
形であり
生きることだ
神さま
ありがとう
(T-T)/~
よかったです!
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遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます☆
タオさんのバースデーは、うちの母のバースデーでもあったりして…
我ことのように読んでおりました。
ありがとうございます☆
タオさんも、うちの母も
そしてタオさんのお母様も
おめでとうございま~す!
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