これからプラネットマガジンWOMBATを、みなさんと一緒に創っていきたいと思っています。
WOMBATの基本方針を、井上ひさしさんの有名な言葉としたいと思います。
むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに書く
その昔、井上ひさしさんと話をしているときに、新しい雑誌を創りたいのですと伝えると、
「宇宙人がいまの地球を眺めたらどんなふうに映るのか、そんな雑誌があるといい」と言われ、深く同意したことがあります。
まさにプラネットマガジンとはそういう意味を含んでいます。
またその昔、井上さんの生まれ故郷、山形で、井上さんに「言霊ってありますよね」と突然聞いたときに、そのぼくの唐突な質問をゆっくりと受け止めてくれて、深く大きく頷かれた井上さんのきまじめな笑顔を思い出します。
改めて井上ひさしさんのご冥福をこころよりお祈り申し上げます。
そして、ぼくのこころの中で生き続けている作家のひとたち
円地文子さん
李良枝さん
中上建次さん
杉浦明平さん
吉行淳之介さん
寺田透さん
畑山博さん
小田実さん
みなさんのご冥福をお祈り申し上げます。
みなさんからいろいろと素敵なことを学ばせていただきました。
がんばりまっす(笑)。
ドメスティック・バイオレンスで有名な井上ひさし。
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こんなところで井上さんのお名前にお目にかかるとは思いもしなかったので、本当に・・・・・何というか・・・・・
文字の力、言葉の力、劇場という”場”の力、たった一人、井上さんが強く信じていたからこそ、姿を現したものはたくさんあったと思います。
そして、もっとも強く強く、信じていらっしゃってのは、いわゆる、市井の、一般の、ごく平凡な一庶民一人ひとりの人間だったのかなぁ~?
などと、今更ながら、考えています。
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そうですね。市井の人、ごく平凡で、一生懸命に生きている庶民の人間性に一番信頼を置いていた、そんな作品でしたね。
下世話で、適当で、臆病で、ずるくもあったり、欲深くもありながら、誠実でも、まじめでも、勇気もあるそんな普通の人間のすばらしさが、いつも井上さんの作品の中で、描かれていましたね。
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