search instagram arrow-down

WorldIn Facebook page

Follow WorldIn on WordPress.com

Twitter Takash Miki

Facebook Takashi Miki

ナチュラルヴィレッジ株式会社の株主への手紙

ビジネスとは富を創り出し、お金を儲け、お金を周りに流すことで富を分かち合う素晴らしい活動だと思います。 

ビジネスて成功するためには、多くのたゆまない努力をし、信頼も勝ち得えなくてはならないし、強い意志を持ち、勤勉に働く必要があり、結果として人間性も磨かれるでしょう。社会に還元しているからこそ多くを受け取っているのだと思います。

良い商品やサービスを生み出し、たくさんのお金を稼ぎ、周りにも分かち合い、社会に富を生み出すという活動は、富を一人占めしようとしない限り、素晴らしいサットカルマだと思います。

しかし、それとは別に、いまの社会では、「お金」という制度が大きな問題を作り出しています。

お金の作られ方と利子が問題を作り出しているのです。

いまの社会では、例えばAさんが銀行から100万円を借りた時に100万円というお金が生み出されます。銀行はいわば無からお金を作り出して人に利子をつけて貸します。これを経済学では信用創造というもっともらしい名前で呼びます。

例えばその利子が年率10パーセントだったとしたら、1年後にはAさんは110万円を銀行に返さなくてはいけません。

Aさんは借りた100万円を元手に素晴らしい商品やサービスを作って稼ごうと一生懸命にビジネスを行います。

さて、ここで、銀行しかお金を作り出せないということを思い出してください。

Aさんが素晴らしいビジネスを行って大成功して、例えば元手100万円で一億円を稼ぎ出したとしても、社会全体でのお金の総量はちっとも増えないということに注意してください。

Aさんが銀行に100万円の借金をして100万円というお金が社会全体で増えたように、また誰かが銀行から借金しない限り、社会にあるお金の総量は増えないのです。つまりたとえAさんが1年後に一億円を稼ぎ出したとしても、社会全体ではAさんが借りた100万円の利息分10万円がお金が足りないのです。

なぜなら、くどいですが、お金を作り出せるのは銀行だけだからです。我々がお金を作ると贋金作りの犯罪です。

これってなんだと思いますか。

椅子取りゲームです。いまのお金の作られ方、信用創造を変えない限り、銀行によって社会は常に11人で10個の椅子を取り合う状態に置かれるのです。

本来であれば余るほど豊かな世界に、無理やり人工的に「足りない」状態を作り出しているのが、いまのお金の制度なのです。

人間の問題の根本原因がエゴであるのと同じ意味で、いまのお金の制度が世界の根本原因なのです。

個々のビジネスは社会に富を生み出す素晴らしい活動なのですが、その活動がいまのお金の制度を前提とする範囲内で動いている限り、格差や貧困、搾取、差別や紛争、戦争、そして環境破壊に至るまで人間活動が生み出している問題解決を行うことはできないのです。

もし私たちがナチュラルヴィレッジで、新しい文明を生み出すことに本気でコミットするつもりならば、個々の事業の採算性が上がればそれでよしという通常のビジネス目標よりもさらに高い目標を掲げて事業をする必要があります。

ナチュラルヴィレッジの事業目標をどのレベルに置くかは、みなさん一人一人違うと思いますが、ぼくはそのレベルを事業の目標にしたいと思います。

お金のない世界を目指すというのはそういう意味です。

もっと正確に言えば、いまのお金の制度をなくすことを目標としない限り、本当の持続可能で誰もが豊かに暮らせる社会を作ることは不可能なのです。

さらにもっと言えば、エゴとお金の制度は同じコインの裏と表のような関係にあります。どちらもが分離感を生み出し、あるがままでは満足できず、もっともっととい動きを生み出します。

だからワンネスの心にはそれにふさわしいお金の制度がきっとあると思います。

ナチュラルヴィレッジを作るということは、ぼくにとってはそういう意味です。

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。