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古代ギリシャの哲学者パルメニデスのリアリティについての詩 

parmedies

Parmenides’s single poem On Reality
translated into English by Francis Lucille
http://nomindsland.blogspot.com/2017/06/francis-lucille-parmenides-single-poem.html

在るものが在り、無いものが無いという真実の道と、在るものが無く、無いものが在るという偽りの道の二つがある。

一見、当たり前のことをパルメニデスは述べているように思えるが、実は、私たちの普段の習慣的な思考様式のほとんどは、偽りの道に沿っていることに気づく。
私たちは、普段、実在しないもの、すなわちさまざまな観念を知らず知らずのうち使って考えている。
例えば、時間や記憶。実在はいまここにしか実在しないが、時間や記憶を使って思考することで、在るものが無く、無いものが在るという「過去」や「未来」の世界にさまよい出る。その時、いまここという実在は忘れ去られる。
私たちの普段の思考内容は、このような実在ではなく無いものを在るものとして作り出されたものがほとんどではないだろうか。

パルメニデスは言う。無から実在が生まれることはない。なぜなら、無とは無いのであり、実在だけが在るのだから。
それゆえに、無から考えるのではなく、実在から考えよ。実在を探求せよ。それが真実の道である。

パルメニデスは謳う。実在は、常に在り続ける。なぜなら在るものが在り、無いものは無いから。
それゆえに、実在は不滅で在り、生まれることもなく死ぬことも無い。

 

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