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ジェレミー・リフキン『限界費用ゼロ社会』12

幸福は物質主義ではなく、共感に満ちた関わりの中に見出されることがわかる。他者に共感するとは、自分の命に対するのと同じように相手の唯一無二の命を認識すること ー  それが文明社会を生きる人間であれ、森の中で暮らすしかであれ、彼らの時間も自分の時間と同じ、巻き戻しも繰り返しもできず、生ははかなく、不完全で、困難なものであると理解することだ。


思いやりとはすなわち、地球上で生命の旅をする仲間として連帯の絆を認めて、互いの存在を祝福する私たちなりの方法なのだ。
共感触れる文明社会で仲間と共に生きると言う事は、互いの力になり、思いやりを通して、不完全な世界で繁栄に向かって邁進する互いの奮闘を絶えず讃え、それによって、私たちがはかない存在であると言う現実を認め合うことを意味する。


私たちが神話的意識から神学的意識、さらにはイデオロギー的意識、心理的意識へと移り変わり、共感の動因を血縁から宗教的つながりへ、そして国民としてのアイデンティティー、共通点を持つ人々のコミュニティーへと拡大してきたのだとしたら、人類の旅路における次の飛躍を思い描くことも可能ではないかーー生物圏意識に移行し、共感の対象を拡大して、人類全体を自らの家族とするのみならず、進化上の家族の延長として仲間の生物たちも含めることができるのではないだろうか?


私たち人類の進むべき道は、とどまるところを知らない物質的成長にゆるぎない忠誠を尽くすことから、持続可能な経済成長に一丸となって献身することへと移行しつつある。こうした転換には、人間心理の変化が伴うーーつまり、生物圏意識と協働の時代への飛躍だ。

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