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量子力学の公案

波でも個体でもあるような量子力学的な世界の有り様がいまこの瞬間も日常として現れている。

瞬間ごとの観察によって、確率分布として雲のようにもや〜と広がっている未確定の未来が、このいま、この瞬間、私という観察者の世界としてまるごと立ち現れる。確固たる物や確固たる過去もない可能性の中から宇宙の理に添って世界は瞬間毎に現れ、消滅し、また現れ、消滅し、明滅を繰り返している。

それが20世紀前半に発見された量子力学に基づくおおざっぱな世界観じゃないかな。

ところが、量子力学が生まれる300年前にヨーロッパから広がったニュートン力学に基づく世界観は、別々の個体が力の相互作用で成り立っているというもの。いまでも人類の中にしっかり根付いている世界観だし、ぼくらも生まれてこのかたほぼ全員が、この世界観を植え込まれ、その世界観のメガネを通して自分の日常も解釈してる。

ニュートン力学は、もう100年以上前に物理学では、量子力学に取って変わられているのに、いまだにぼくらは「ニュートン力学」の色メガネで世界を見て、解釈して、反応して、よしとしてる。

ニュートン力学の色メガネを通すと、ぼくとあなたは別々に存在し、もちらん他人はまったく無関係に存在し、みんな自分勝手に運動し、説得したり、お願いしたり、無理矢理やらせたり、ルールに従わせたり、従ったりという力の相互作用で、作用、反作用、衝突、ぶつかり合いで、社会はできてる感じに見える。広大な宇宙空間、80億人が生存競争している地球上で、たった一つの孤立した原子のように存在している自分。そんな風に感じてしまわない?

高度200キロを飛ぶ人工衛星が1時間半で一周してしまうこの小さな地球上で、100年以上前に物理学では時代遅れになってしまったニュートン力学の色メガネをかけた80億人の人間が暮らしてることで、いま地球上では大混乱、大問題が起きてしまっているように、見える。

この事実に合っていない色メガネで物事を歪んで見ている無理が、社会現象としてどんどん拡大してる。資本主義のどん詰まり、人間精神の荒廃と崩壊。地球環境の破壊。人類がまるで死に向かって、絶滅に向かって、走り続けて止まろうともしないこの気狂い沙汰は、実は、単純に色メガネをかけて、あるがままの実際を見ることができなくなっているからだと思うんだ。

この色メガネの誤りを修正し、より精巧なメガネである量子力学が、またヨーロッパから生まれてきたのも興味深い。

一方、ニュートン力学的世界観に征服されたアジアもまた本来の一如の世界観へと帰一する時が来たようだ。

アジアは元々裸眼の文化だ。メガネによって拡大もせず縮小もせずあるがままを観る文化。しかしヨーロッパから押し寄せてきたニュートン力学のメガネとパワーに、無理矢理、あるいは自ら進んで、自らの文化を捨てた。

そして日本も行き着くところまで来てしまった。もうこれ以上先ははない。完全などん詰まり。終わり。ジ・エンド。

さあ、色メガネをかけていることに気づこう。色メガネを外そう。

裸眼で世界を観よう。あるいは量子力学という自然科学の魔法のメガネで世界を観よう。

人はみんな繋がって、影響を常に与え合っていて、人の痛みは自分の痛み、人の喜びは自分の喜び、無差別に個性が響き合い、溶けあったり、解けあったり、永遠の今の中でゆらゆらと踊っている。

世界はいつもそんな風に愛と喜びと遊び心に満ちている。

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