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知られるものと知るもの

五感によって知覚することは知ることと混同されやすいけど、五感の知覚とは知られるもであり、知るものではない。五感の知覚は客体であり、主体ではない。

考えることも知ることは混同されやすいけど、考えも知られるものであり、知るものではない。考えは客体であり、主体ではない。

あらゆる知られるものの中に知るものはない。客体の中に主体はない。

知るものは知られるものを超えている。主体は客体を超えている。

主体ー客体という関係の中で主体と客体をワンセットの概念として理解したつもりになっていたのだが、実際には、主体は客体のどこにも存在しない。知ることができるのは知られるものだけであり、知るものは決してそのように知ることはできない。つまり主体ー客体という概念関係を前提にした上で、主体を知ることできるはずもないことだった。

客体を知るようには、主体を知ることができない。ということがわかっていなかった。

しかし実際には、知る主体を私はすでにはっきりと知っている。

知る主体である私として私は知っている。

知る主体である私は世界のどこにも存在しないのだが、知るという中に確実に存在している。

私は超越的存在として存在している。

と同時に、知られるものは知るものの中にある。超越的存在の中に存在がある。私の中に世界がある。

そして、それは世界が私であるということだ。

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