「わたし」は考えである。
だから「わたし」というのは実在しない、と。
しかしこの「わたし」という考えには実在感がある。
だから「わたし」はいる、という感じがある。
というか「わたし」はいつも注意、関心を欲している。
「わたし」「わたし」「わたし」
「わたし」を見て、と「わたし」はいう。
「わたし」「わたし」「わたし」
この「わたし」がある限り、宇宙との、世界との分離感がある、
のだそうだが。
さて。
「わたし」という思考も世界のなかに内在している。
あなたのなかにも「わたし」は内在している。
あなたと「わたし」は「わたし」によって通じ合っている。
あなたというのは非現実で「わたし」が「わたし」に語っている。
「わたし」が「わたし」を聞いている。
独り言。
独り言なのに、いったい誰に語っていらっしゃるの。こたえは、あたしだよね~♪だってあたしあなたのこれ読んだも~ん。あたしさあ、すばらしいこと語ってくださっているあなたに注目してあげるわね♪あなたは最高よ~チューーー♪
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